ついに美容室でAGAケアができる時代に!!

残念ながら美容室でAGA(男性型脱毛症、女性男性型脱毛症)の治療を行なうことはできません。

治療というのは医療行為であって医師の在籍していない美容室で医療行為を

行なうことができません。そのため、AGAの治療は主に皮膚科医のもと行われます。

しかし、近年毛髪化学の進歩により、AGAのケアがヘアサロンでできるようになりました

こちらは髪の毛周辺の器官の仕組みです。

ヘアサイクル

個々の髪の毛には寿命があり、一定期間伸び続けると、伸びるのを停止し、抜け落ちます。

同時に同じ所から新しい毛が古い毛を押し出すように生えてきて、成長します。

この一連の流れをヘアサイクルと言います。

髪の毛が生まれ、どんどん成長する成長期

この期間に髪の毛は太く、長く成長します。ヘアサイクルのうち最も長い期間です。

髪の毛の成長が止まる退行期

髪の毛の成長が止まり、毛母細胞付近の力が弱くなっていきます。

髪の毛が作られない休止期

新しい髪の毛が作られず、この期間に髪は抜け落ちます。

休止期が長くなってしまう薄毛、退行期が長くなるAGA

育毛促進

薄毛でお悩みの方が当サロンに多くいらっしゃいます。

ほとんどの方が頭皮環境の悪化により毛母細胞の力が弱くなり

休止期が長くなってしまいます。

サロンでは、頭皮環境を改善させ、毛母細胞に栄養を届けることで

毛母細胞を再活性させることによりヘアサイクルを正常に近づけることを目的とします。

AGA

髪の毛は毛母細胞で作られバルジ領域にある幹細胞という組織が髪の毛の成長をコントロールしています。

このバルジ領域にある肝細胞に5αリダクターゼというホルモン作用を強く受け、バルジ領域の力が弱くなり、退行期が長くなってしまいます。

すると、通常3〜4年あるとされる成長期が、半年〜1年に短縮され、あっという間に成長期が終わり、

脱毛してしまいます。

治療法は、注射針で頭皮からバルジ領域に直接5αリダクターゼを抑制させるヒト肝細胞を注入します。

当然注射針を刺す行為は医療行為にあたるため、医師のもとクリニックなどで行います。

ですが頭皮環境を整えることにより注射針を用いずにヒト肝細胞をバルジ領域に届けることが可能となりました。

そのため、ヘアサロンでのAGAケアが可能となりました。

ヘアサロンでのAGAケア

頭皮環境が悪化した状態で育毛剤をかけても、なかなか毛母細胞まで届きません

頭皮の乾燥、ストレス、老化、様々な原因により過剰に皮脂腺より分泌される皮脂。

これにシャンプーやコンディショナー、スタイリング剤などに含まれる添加物(シリコンなど)、垢、大気中のホコリなどが混ざり、液体に近かった皮脂がゼラチン質なものに変わります。(グリーズ化)

グリーズ化した皮脂が毛穴を塞いでしまい、育毛剤が毛穴の中側へ届きにくくなってしまいます。

グリーズ化した皮脂が溜まり、フケが発生している状態

この頭皮環境をまず正常に近づけ、毛穴をしっかり露出させることにより、ヒト幹細胞を注射針を用いずに安全にバジル領域へ届けることが可能となりました。

正常な頭皮の状態

頭皮環境が悪化したまま放置すると、AGA出なくても毛母細胞の力が弱くなり、休止期が長くなります。

長い間休止期が続くと毛穴自体が消失してしまう恐れもあります。

当サロンでは、頭皮にお悩みをお持ちの方に無料で頭皮診断カウンセリングをさせて頂いています。

少しでもお悩みでしたら是非お気軽にご来店、もしくLINEにてご相談ください。

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参考文献 新ヘアサイエンス 公益社団法人 日本毛髪科学協会

この記事を書いた人

Wataru Satou

美容師免許取得後、直営型国内最大手サロンTAYAにて下積みし、スタイリストになる。
その後FC型国内最大手サロンAshに移籍。
移籍後スタイリスト、トップスタイリスト、ディレクター、エリア教育マネージャーを経験し、2018年に墨田区belleにて独立開業。
2019年千葉に2号店、2020年に江戸川区に3号店2021年現在、4店舗を経営。
◆資格◆
元祖ヘッドスパタカラベルモント認定スパニスト
公益社団法人日本毛髪化学研究会員
サイエンスアクア認定指導員